月々6,600円からという業界最安レベルで車を利用できるリースナブル。この記事では、人気のカーリース「リースナブル」の走行距離制限について詳しく説明する。
リースナブル
リースナブルは、頭金不要で月額のみを支払うというシンプルな仕組みで、現在利用者が増加中のサービスだ。リースナブルの走行距離制限はどのように設定されているのだろうか。
記事の目次
■リースナブルに走行距離制限はある?
リースナブルには、1カ月750キロの走行距離制限がある。商用車などでは走行距離の設定が違う車種もあるため、車種を決めたら詳しく確認しておこう。走行距離を延長したい場合は、オプションで1カ月あたり250キロを増やすことができる。加算される金額は車種ごとに異なる。
ただし9年プランの場合は走行距離制限が一切なく、無制限となっている。9年プランが設定されていない車種もあるため、それぞれの車種の詳細をあらかじめ確認しておこう。
リースナブル
■ほかのリース会社と比較すると?
各社で設定が異なり、月間または年間、契約年数単位で走行距離制限が決められている。
例えばA社は契約年数ごとに走行距離上限が設定されている。3年契約で5万4,000キロ、5年契約で9万キロ、7年契約で12万6,000キロといった具合だ。またB社では月間走行距離500キロが基本プランで、そのほかはオリジナルプランとして月間1,000キロ・1,500キロ・2,000キロ・3,000キロから選んでいく仕組みになっている。C社は5年契約で3万キロまたは6万キロを選択する。
1カ月あたりにすると500キロというのが、走行距離制限が少なめの部類に入る。リースナブルの1カ月750キロというのは標準レベルだと言える。ただしカーリースでは設定した走行距離を下回っても返金はされない。そのため、それほど多く車に乗らない人は、少なめの走行距離の方が得になる場合が多い。
■走行距離制限を超えたらどうなる?
走行距離制限は必ず守らないといけないわけではない。あくまで上限が設定されており、それをオーバーした場合は超過料金を支払う仕組みになっている。
リースナブルでは、走行距離制限を超過した場合、車の返却時に1キロあたり15円(税別)の支払いが発生する。
■リースナブルの概要
リースナブルは、新車・中古車販売や車検、修理・整備、レンタカーなどクルマにまつわる事業を展開する株式会社三和サービスがサービスを提供している。キャッチコピーの「業界最安カーリース」の通り、月額税込み6,600円から新車リースを利用できるというのが強みだ。調査会社が発表するカーリースおすすめランキングでは常に上位にランクするなど、高い安心感と人気を誇っている。
リースナブルで特筆すべき点は、いつでも解約可能なことだ。そのため乗り換えや買い取りが自由にできる。契約期間中の違約金は発生しない。ただし車の状態・状況により差額が発生する場合があることは頭に入れておこう。
リースナブル
■一般的なドライバーの走行距離は?
ソニー損害保険が2024年7月に実施した「2024年 全国カーライフ実態調査」によると、年間走行距離の平均は6,972キロだったという。契約時に走行距離を決めるにあたり、参考になりそうなデータだ。
この調査は、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18~59歳の男女1,000名に聞いたものだ。「3,000キロ超5,000キロ以下」(24.2%)や「5,000キロ超7,000キロ以下」(21.8%)との回答が多くなり、年代別にみると、30代の「7,338キロ」が最も多いという結果となった。
男女別・年代別の年間の平均走行距離は以下となっている。これを見ると、大部分の人がリースナブルの「月間750キロ」という走行距離制限以内になると予想される。
【男女別】
全体:6,972キロ
男性:7,146キロ
女性:6,798キロ
【年代別】
10〜20代:6,924キロ
30代:7,338キロ
40代:7,010キロ
50代:6,616キロ
■【まとめ】月額6,600円から気軽に車に乗ろう!
2024年10月22日現在、リースナブルの取り扱い車種は53件ある。そのうち、月額1万円以内が21件該当する。トヨタ「アクア」「ヤリス」、日産「ルークス」「ノート」、ホンダ「N-BOX」「フィット」などが月額6,600円からとなっている。
まずは気になる車種の月額や、契約年数などをチェックしてみてほしい。
【参考】関連記事としては「カーリースおすすめ16社比較!月額料金・口コミ・評判は?車のサブスク」も参照。