名古屋大学発の自動運転スタートアップである株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長:武田一哉)と子会社の株式会社シナスタジア(本社:愛知県名古屋市/代表:有年亮博)は2018年9月20日から23日の4日間、千葉県の総合展示場「幕張メッセ」で開催された東京ゲームショウ2018にトヨタ紡織株式会社とともに共同出展し、「VRドライブを楽しむ移動空間」に関する展示を行った。
ブースで紹介したのは、VR(仮想現実)ゴーグルを使ったドライブエンターテイメント体験。VRゴーグルを装着すると視覚内にアニメキャラクターが出現し、会話を楽しみながらさまざまな季節や場所の景色を楽しめるというものだ。
来場者が乗った車両ではVR映像などに連動した音響や振動なども起きる仕掛けが施され、3社のブースには多くの来場者が訪れ、新体験のVRドライブを楽しんだ。
ティアフォーは完全自動運転のプラットフォームビジネスを展開しており、シナスタジア社はマップデータやAR(拡張現実)情報を利用したエンタメコンテンツ開発やコンテンツメーカーへのその開発環境の提供などを手掛けている。
【参考】ティアフォー社については「自動運転OS開発のティアフォー「シリコンバレーへ」 Autowareの業界団体設立へ 創業者の加藤真平・東京大学准教授に聞く 名古屋大学スタートアップ|自動運転ラボ」も参照。