最大手ウーバー(Uber)を追いかける米ライドシェア企業リフト(Lyft)は2018年8月19日までに、運転主がレンタカーを使ってライドシェアで収入を得るという新たな枠組みの導入実験に成功したことを発表した。
ライドシェアは従来、運転主が「保有」している車両を活用するという側面が強調されていたが、今回の枠組みでは運転主が自動車を「保有」していなくてもライドシェアサービスを有償で提供できるようになる。
リフト社は2018年3月から米テキサス州のヒューストンなどで導入実験を行い、既に同州エリアのドライバーがこの枠組みで300万ドル(約3億3000万円)の売上を生み出したという。リフトはこうした枠組みを今後拡大させていきたい考えだ。
アメリカ国内ではウーバーがライドシェア企業としては最大手だが、リフトもシェアを高めており、激しい市場競争が繰り広げられている。
【参考】ウーバーとリフトについては「ウーバー越え目指すリフト、シェア3割強を米国内で獲得か ライドシェア業界動向|自動運転ラボ