自動車メーカー大手の独フォルクスワーゲン(VW)と米フォードは2019年7月14日までに、自動運転と電気自動車の領域における提携を拡大すると発表した。
自動運転分野においては、フォード傘下の自動運転開発企業「アルゴAI(Argo AI)」にフォルクスワーゲンが新たに出資する形で提携を強化する。出資額は26億ドル(約2800億円)で、これによりアルゴAIに対する出資保有率はフォードとVWで対等となる。
アルゴAIは自動運転レベル4(高度運転自動化)を実現する自動運転ソフトウェアを開発している。開発したソフトウェアはライドシェアや物流領域での活用を見込んでおり、同社には以前から高い注目が集まっている。
【参考】関連記事としては「フォード傘下の米Argo AI、自動運転向け高精度マップを無償公開」も参照。