ソフトバンクグループとトヨタ自動車などが、米ライドシェア最大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転部門に10億ドル(約1100億円)以上を出資することを検討しているようだ。米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版が2019年3月14日に報じた。
ソフトバンクとトヨタは過去にともウーバーに出資を行っており、ソフトバンクは現時点でウーバー株を約15%有する筆頭株主となっている。今回検討されている出資は3〜4月ごろとみられている上場に合わせたものという見方も強い。
ソフトバンクとトヨタは日本で共同出資会社のMONET Technologiesを設立する前から、ウーバーを舞台に自動運転や次世代自動車などの方向性について擦り合わせをしてきたという見方をする専門家もいる。
報道などによれば、ウーバーの自動運転部門の価値は最大100億ドル(約1兆1000億円)と評価されているという。
【参考】関連記事としては「米ライドシェア大手のウーバーとリフト、3月にIPO実施へ」も参照。