ソフトバンクグループ(SBG)傘下で自動運転技術を開発するSBドライブ株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:佐治友基)の第2期決算(2018年3月31日現在)が2018年6月18日付の官報に掲載されている。
第2期は純損失を4億2368万6000円計上しており、当期までの利益や損失の累計である利益剰余金は5億573万5000円のマイナス。売上高は3972万円だった。
▼貸借対照表の要旨(単位・千円)
資産の部
流動資産 374,592
固定資産 714,347
資産合計 1,088,940
============
負債・純資産の部
流動負債 66,676
(賞与引当金 24,309)
・負債合計 66,676
株主資本 1,022,264
・資本金 764,000
・資本剰余金 764,000
・・資本準備金 764,000
・利益剰余金 △505,735
・・その他利益剰余金 △505,735
・純資産合計 1,022,264
負債・純資産合計 1,088,940
▼損益計算書の要旨(単位・千円)
売上高 39,720
売上原価 27,624
売上総利益 12,096
販売費及び一般管理費 436,635
営業損失 424,538
営業外収益 1,811
営業外費用 8
経常損失 422,736
税引前当期純損失 422,736
法人税、住民税及び事業税 950
当期純損失 423,686
SBドライブは自動運転バスの実証実験などをほかの企業や団体などと日本国内で積極的に実施するなどしている。
2018年7月には、中国のネット検索大手・百度(バイドゥ)と協業し、百度が開発を進める自動運転システムを搭載した自動運転バス「Apolong」の日本での活用に向けて取り組むことも発表している。
【参考】関連記事としては「SBドライブの自動運転戦略は? ソフトバンクグループのベンチャー企業」も参照。