日本通運株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:齋藤充)は2019年7月19日、自動運転レベル4(高度運転自動化)相当の技術を搭載したトラックの実証実験を、北海道で実施すると発表した。
ドライバー不足の解決や農産品の輸送力確保を将来的に目指すための取り組みで、UDトラックスとホクレン農業協同組合連合会とともに実施する。北海道庁も協力する。
UDトラックスの大型トラック「クオン」に自動運転技術を搭載し、走行実験に臨む。実証実験は2019年8月の約1カ月間にわたって行われる予定で、ホクレン中斜里製糖工場内の敷地などが走行ルートに含まれることになるようだ。
日本通運は報道発表で「今回の共同実証実験の実施を通じ、社会実装に向けたユースケースや課題を抽出し、物流のさらなる効率化に向けた仕組みづくりを加速します」としている。
【参考】関連記事としては「自動運転トラックの開発状況&企業まとめ 利点は? 実現はいつごろ?」も参照。