ソフトバンクやトヨタなどの共同出資会社であるMONET Technologies(本社:東京都港区/代表取締役社長:宮川潤一)は2019年10月14日までに、新たなモビリティサービスの実装に向けた実証実験を、東京都の竹芝エリアで12月下旬から実施すると発表した。
東京都の「MaaSの社会実装モデル構築に向けた実証実験」を受託する形で実施される。実施企業はMONET Technologiesのほか、鹿島建設と電通、東海汽船、東急不動産、東日本旅客鉄道(JR東日本)、一般社団法人「竹芝エリアマネジメント」となっている。
実証実験は主に3つのサービスで構成される。具体的には「竹芝エリア内の勤務者向けオンデマンドモビリティサービス」「通勤者向けマルチモーダルサービス」「観光客向けマルチモーダルサービス」だ。実施期間は12月下旬から2020年1月上旬だという。
竹芝エリアは東京都が都市再生に力を入れている地域で、先端技術を実装することでエリアの発展が目指されている。今後さまざまな商業施設なども開業される予定で、より公共交通を充実させるための取り組みの一環として今回の実証実験が行われる形だ。
【参考】関連記事としては「MONET Technologies(モネテクノロジーズ)とは? トヨタとソフトバンク出資、自動運転やMaaS事業」も参照。