米インテル傘下のイスラエル企業モービルアイが、自動運転タクシー(ロボットタクシー)のトライアルサービスを2020年にも同国における公道でスタートさせる見込みのようだ。米ブルームバーグ通信が報じた。
報道などによれば、自動運転タクシーはイスラエルで実証実験を実施したあと、世界展開を目指していく。搭載する自動運転ソフトウェアの開発は2019年内に完成させる計画だという。
モービルアイは1999年にエルサレムのヘブライ大学教授のアムノン・シャシュア氏が創業した企業。2017年3月にインテルに150億ドル(約1兆6000億円)で買収されたあとも自動運転関連技術の開発で注目を集め続けている企業だ。
自動運転タクシーは2018年12月にグーグル系ウェイモが商用サービスをスタートさせ、先行している。インテルもこのモービルアイの自動運転タクシーを通じ、自動運転関連ビジネスを加速させたい考えだ。
【参考】関連記事としては「中東が生んだ天才技術者…モービルアイ成功劇と自動運転 インテルなぜ買収?」も参照。