「MONETコンソーシアム」に地方銀行が初めて参画した。その地方銀行とは岐阜県岐阜市に本店を置く「十六銀行」。同コンソーシアムに参加する企業の業種と地域がどんどん広がっている。
MONETコンソーシアムは、ソフトバンクとトヨタの共同出資会社MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)によって2019年3月に設立された。モビリティイノベーションに向けた「なかまづくり」をコンセプトとしており、活動内容として「自動運転を見据えたMaaS事業開発」や「MaaS普及に向けた環境整備」などが掲げられている。
十六銀行は2019年5月24日の報道発表で参画の理由として「当行も新たな価値創造を推進するためには業界・業種問わず多くの事業者と連携することが必要であると考え、『MONETコンソーシアム』に参画いたしました」と説明している。
十六銀行はまた同発表で、「MaaS戦略チーム」を自動車産業が盛んな愛知営業本部内に構えたことも発表している。
【参考】関連記事としては「電子決済のPayPayも参画!MONETコンソーシアムが誕生 自動運転見据えMaaS事業など開発 ソフトバンクとトヨタの共同出資会社」も参照。