3社合同の新たなMaaSアプリ「岩手県北バスbyすぐのれ〜る」が12月中旬にリリースされ、無料提供が開始されることが2018年12月9日までに明らかになった。訪日外国人のバス利用を促進することも目的の一つのようだ。
3社は、株式会社みちのりホールディングス(本社:東京都千代田区/代表取締役グループCEO:松本順)、岩手県北自動車株式会社(本社:岩手県盛岡市/代表取締役社長:松本順)、株式会社エムティーアイ(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:前多俊宏)。
このMaaSアプリは、バスの検索・予約から支配・発券までができるほか、沿線の観光施設の紹介やクーポン発行の機能も有する。英語や韓国語、中国語に対応させ、訪日外国人も利用しやすいようにした。
発表によれば、無料提供されるのは仙台空港や花巻空港から日本三景の「松島」や世界遺産の「平泉」を結ぶルート。バスの車内では5カ国語に対応したアナウンスも行われ、外国人の使用も意識してWi-Fiも導入されている。
【参考】関連記事としては「MaaSとは? 読み方や意味・仕組み、サービス・導入事例まとめ|自動運転ラボ」も参照。