自動運転車から玄関口への配送、フォードは二足歩行ロボで ラストワンマイルで試験

スタートアップ「Agility Robotics」と共同開発

B!
出典:フォードプレスリリース

米自動車大手メーカーのフォードが2019年6月2日までに、二足歩行の配達ロボットの実証実験について発表しており、アメリカ国内で話題になっている。自動運転車から配達先の自宅やオフィスまでの配送工程を担うロボットという位置付けで、いわゆる「ラストワンマイル」向けのロボットだ。

ラストワンマイル向けのロボットは日本でも自動運転ベンチャーのZMPや堀江貴文氏がアドバイザーを務めるHakobotも開発しているが、いずれも二足歩行タイプではなく、世界的にみてもこの領域では珍しい形態だ。

開発は、米オレゴン州立大学発のスタートアップ「Agility Robotics」とともに進められているという。Agility Roboticsは過去に二足歩行ロボットについて動画を公開するなどし、二足歩行の高い技術を有していることで知られている。

【参考】関連記事としては「ラストワンマイル向けの物流・配送ロボット10選」も参照。

B!
前の記事車載AI向けの音声取得技術で、オンキヨーが中国・奇点汽車を支援 自動運転でも重要技術
次の記事自動運転の「シーサイドライン」、勝手に逆走 骨折の重傷者6人、ATOで制御
関連記事