カナダ企業のBlackBerryは2019年9月5日、英自動車大手ジャガー・ランドローバーとの次世代自動車の開発におけるパートナーシップを拡大したことを発表した。
パートナーシップの拡大によって具体的に取り組む点としては3つ挙げられているが、そのうちの一つがコネクテッドカーや自動運転車向けのセキュリティの脆弱性を特定することに関する点で、BlackBerryのセキュリティコンサルティングサービスで、こうした次世代モビリティをハッカーから守る。
またジャガー・ランドローバーの車載システムのOSとしてBlackBerryが開発する「QNX」を採用することが明らかにされている。
ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペス最高経営責任者(CEO)は「BlackBerryの技術イノベーションは、自動車業界の安全性ニーズの拡大を、独自の手法で解決してくれます」と報道発表で述べている。
【参考】関連記事としては「カナダ政府、自動運転事業進めるブラックベリーに40億円超を投入」も参照。