自動運転の実用化「手が届くところまで」 産総研の中鉢理事長が年頭所感

日本各地で実証実験を実施

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自動運転の実証実験に取り組む産業技術総合研究所(東京本部:東京都千代田区/理事長:中鉢良治)=産総研=の中鉢理事長は2019年1月1日に発表した年頭所感で、「自動車の自動運転技術実用化も手が届くところまで来ました」と述べた。

産総研は民間企業や自治体などとともに自動運転の実証実験に力を入れている。2018年は「ラストマイル自動走行の実証評価」を茨城県つくば市や福井県永平寺町などで取り組むなどした。

中鉢理事長は人工知能(AI)を搭載した機器が家庭の中でも利用されつつあることにも触れ、「産業の発展は新たなステージに入ったと見られています」とも述べている。

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