自動運転ベンチャーのZMP(本社:東京都文京区/代表取締役社長:谷口恒)は2018年10月2日までに、中国・上海で開催される「第1回中国国際輸入博覧会」(主催・中国商務部)に、自動運転技術を応用して開発した物流支援ロボット「CarriRo」(キャリロ)を出展すると発表した。博覧会は2018年11月5~10日の6日間開催される。
ZMP社は報道発表で「今回の中国国際輸入博覧会をきっかけとして、本格的に中国市場へ進出します」と発表している。同社は中国市場について労働人口の低下で物流業界に課題が生じていることを指摘。産業用ロボットの需要が高まっていることを見据えているようだ。
CarriRoは2016年に販売開始され、日本や海外の物流倉庫や工場、宿泊施設などで導入が進んでいる。
【参考】CarriRoについては「【ZMP特集#6】常識外の台車 自律走行を実現 デモは卒業、商業化へ—AI自動運転最前線・イノベーション・自動車革命|自動運転ラボ」も参照。