自動運転配送ロボを開発中のHakobot、アドバイザーのホリエモンこと堀江貴文氏、元Google技術者創業の米スタートアップNuroに宣戦布告!?

試作品完成後に実証実験実施

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Hakobot社にアドバイザーとして参画する堀江貴文氏=出典:Hakobot社プレスリリース

ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏がアドバイザーとして参画する株式会社Hakobot(本社:宮崎県宮崎市/代表取締役:鶴田真也)が、Googleの元技術者が創業したアメリカのスタートアップ企業ニューロ(Nuro)に勝負を挑む。

ニューロ社は2018年8月16日、自動運転車を使った食料品の配達サービスを米スーパーマーケット大手のクローガー(Kroger)とともにパイロットプロジェクトとして開始した。堀江氏はこのことに関する報道を受け、「もっとコンパクトなやつをハコボットで作りますー」とニュースアプリNewspicksやツイッター上でコメントした。

Hakobot社は2018年5月設立。現在、運送業界における人手不足や労働環境問題の解消を目的に、陸上を無人で走る自動配送ロボットの開発を行っており、堀江氏がファウンダーのSNS media&consulting株式会社などから出資を受けている。

これまでの発表によると、現在開発中の自動配送ロボットはGPS(全地球測位システム)などを使って自分の位置を認識し、センサーや画像認識などで周囲の状況を把握しながら無人配送を実現する。同社は試作品が完成したあと、様々な場所で実証実験を行うとしている。

Hakobot社が発表しているイメージ図。カメラやセンサーなどによって人物や障害物などを認識しながら運転を行うという=出典:Hakobot社プレスリリース

日本国内では、自動運転ベンチャーの株式会社ZMP(本社:東京都文京区/代表取締役社長:谷口恒)も自動運転宅配ロボ「CarriRo」を開発し、注目を集めている。

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