【2024/11最新】LUUP(ループ)のサブスク、月額料金はいくら?どんなプランがある?

電動キックボード・電動自転車のシェアリングサービス最大手

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この記事では、「LUUP」(ループ)」のサブスク料金や登録方法のほか、利用に関する基本情報などを紹介する。

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LUUP

電動マイクロモビリティのシェアリングサービスで代表的なのがLUUPだ。都市圏を中心に広く展開されており、電動キックボードや電動アシスト自転車を気軽に利用できる。

LUUPをお得に利用できるサブスクプランもある。初めて利用する人にとって、サブスクの料金体系や、どのくらいお得なのかは、気になるところだろう。

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■LUUPのサブスク料金は「月額980円+30分200円」

出典:LUUPプレスリリース

LUUP(ループ)は、2024年3月1日昼の12時から「新サブスクプラン」の提供をスタートした。月額料金は税込み980円で、ライド料金が30分ごとに税込み200円となる仕組みになっている。サブスクプランに加入していても、通常料金の方が安くなるライドについては通常料金が適用される。

地域によっては10分未満のライドの場合、サブスクより通常料金の方が安くなる。そういった際に、自動で通常料金が適用されるという便利な仕組みだ。LUUPを長時間利用する人のほか、1分単位の課金ではなく30分単位の課金が使いやすい人にもおすすめのプランとなっている。

サブスクプランの対象地域は、東京、大阪市(近畿大学は対象外)、京都市(舞鶴市は対象外)、横浜、神戸市(ネスタリゾート神戸は対象外)、朝霧駅周辺、名古屋市、広島市、仙台市、福岡市、高松市だ。対象地域の全てのライドにサブスクプランの料金が適用される。その他の都市では適用されないため、注意が必要だ。

申し込みは、全てアプリで加入と支払い手続きを行い、1カ月ごとの自動更新となっている。

■LUUPの通常料金は「50円+1分15円」

LUUP(ループ)は現在、東京・大阪・横浜・京都・宇都宮・神戸・名古屋・広島・仙台・福岡を中心にサービスを提供している。

利用料金は電動キックボード、電動アシスト自転車とも同額で、ライド基本料金税込み50円に、時間料金1分ごとに税込み15円が加算される仕組みとなっている(ただし一部、通常の料金体系と異なる都市・地域もある)。1分未満の端数部分は切り上げとなっている。

■通常料金とサブスクプランの比較

出典:LUUPプレスリリース

新料金設定では、例えば10分利用する際は、基本料金50円プラス時間料金15円×10分で200円になる。9分の利用は、基本料金50円プラス時間料金15円×9分で185円だ。

新たに始まるサブスクプランでは、月額980円のほか、ライド料が30分200円となる。サブスクプランで10分未満の利用の場合、通常料金の方が安くなるため、通常料金が適用されるというわけだ。逆に11分以上30分以内で利用することが多い場合は、サブスクプランがおすすめだ。

なお通常料金、サブスクプランともに支払いはあらかじめクレジットカードを登録しておき、ライド完了時に決済される仕組みになっている。

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■LUUPのサブスクはどんな状況で利用価値が高い?

サブスクプランでは、自宅から最寄り駅周辺まで、駅周辺から目的地の学校や職場まで移動する際に利用するといったことが考えられる。例えば平日は毎日通学や通勤で利用する場合、サブスクプランの方がお得になりそうだ。また、都心を細かく移動して客先を訪問するような営業マンにとっても、サブスクプランは重宝しそうだ。

電動アシスト自転車を個人で所有する場合は駐輪場を用意する必要があるが、シェアリングサービスではポートが設置されているため、駐輪場代が発生しない。モビリティのメンテナンスをする必要もないため、「所有から利用へ」といった傾向はますます進みそうだ。

ちなみに、電動キックボードは5万〜15万円のものが主流となっている。電動アシスト自転車の市場価格は、10万円前後だ。自己保有せずにLUUPでのサブスクまたはスポットで気軽に利用する方がいいと思う人も多そうだ。購入前に電動キックボードの乗り具合を体験するためにLUUPを使う人もいるかもしれない。

出典:Luupプレスリリース

■LUUP利用の流れ

次に、LUUPの利用方法について説明する。

まずはユーザーについてだが、電動アシスト自転車は年齢制限がない。ただし13歳未満の場合はヘルメットの着用が必須となっている。電動キックボードは、16歳以上であることが確認できる「年齢確認書類」の提出が必要で、改正道路交通法にもとづく交通ルールテストに合格することが前提となる。

利用についての全ての手続きはアプリを通して行う。アプリのダウンロード後に、電話番号や氏名、生年月日、メールアドレスといった情報を入力し、アカウント登録を行う。またクレジットカード情報や免許証など年齢確認書類の登録のほか、交通ルールテストに合格する必要がある。ただし電動アシスト自転車のみの利用の際は、クレジットカードの登録のみで完了となる。

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登録後、現在自分がいる場所付近の地図が出てきて、ポートがあるかどうかを確認できるようになる。地図上でポートを探す際は、「機体あり」と「返却可」のそれぞれで探すことができる。借りたいポートをタップすると、そのポートに電動キックボードと電動アシスト自転車がそれぞれ何台あるかを見ることができる。また、返却する場合は残り何枠かを確認できる。

なおポートとは、モビリティの貸出と返却を行う場所のことだ。

■実際にLUUPに乗ろう〜貸出から返却まで〜

実際に利用する際は、ポートを選択後に利用したいモビリティを選び「ライドする」をタップ、同じく地図上で返却するポートも選び、「ここで返却」をタップする。その後、「ライドを予約する」をタップし、事前の手続きは完了だ。

予約をしてからの10分間は、そのモビリティを確保できる。この予約自体には料金は発生しないが、10分を過ぎたら予約が自動的にキャンセルされる仕組みになっている。また、その場ですぐにライドするという選択もできる。

選択したポートに着いたら、アプリ内カメラで車両のQRコードをスキャンする。その後、機体を返却するポートを事前に設定することで返却枠を確保することができる。注意事項を確認し、「ライド開始」をタップすると、ロック解除されるという流れになっている。これで、電動キックボードまたは電動アシスト自転車を利用することができるようになる。

返却の際は、返却するポートに着いたら機体を枠内に駐車し「ライド終了」をタップする。その後、ポート枠内の機体を写真撮影し送信すると、支払い処理が行われるという流れになっている。

■LUUPのポートの設置場所

LUUPは、全国1万カ所以上にポートを設置している。ポートの設置場所は、小売店や飲食店、集合住宅、ホテル、オフィスビル、一般住宅などさまざまだ。

企業での導入実績も多数で、LUUPの公式サイトで導入企業が紹介されている。ローソンやファミリーマート、ルミネ、マルエツ、東武グループ、ジェイアール東日本都市開発、JR西日本、三井不動産、野村不動産、三菱地所、サンケイビル、アパグループ、ニューオータニホテルズ、東横インなど、さまざまな業界で導入が進んでいる。

LUUPは、貸出と返却を違うポートで行うことができるというのが特徴の1つだ。例えば、電車を降りてから目的地までの移動や、駅から遠い2地点同士の移動などの際に便利だ。タクシーや自家用車で移動するほどではない近距離移動や、道路渋滞時などにも威力を発揮しそうだ。

【参考】関連記事としては「LUUP(ループ)設置・導入で得られる収入は?メリットは?」も参照。

■【まとめ】LUUPで移動が楽に

運営元の株式会社Luupによると、東京都渋谷区や目黒区などではコンビニエンスストアの店舗数よりもLUUPのポート数の方が多く、他社と比較しても最も「ポート密度」の高いサービスとなっているという。

今後もどんどんポート数を増やし、利便性が高まること確実のLUUP。2024年10月からは、福岡県北九州市でもサービスをスタートした。サブスクが開始され、ますます利用者が増えているLUUPに今後も注目だ。

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(初稿公開日:2024年1月11日/最終更新日:2024年11月1日)

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