自動運転EV(電気自動車)「e-Palette」の開発を含め、自動運転技術の確立、そして自動運転技術を活用したサービスの開発にも力を入れているトヨタ。自動運転の業界で働こうと考えている人の中には、トヨタを第一志望の就職先・転職先として考えている人も多いはずだ。
この記事では、新卒採用と中途採用について説明しているトヨタの公式サイト内のページを紹介していこう。
■新卒向けページは?
新卒用の公式ページは「https://www.toyota-recruit.com/saiyo/」だ。自動運転に関連する職種はこのページ内で「職種紹介→VIEWMORE」と別のページに遷移すると、見つけることができる。技術職コースの中で「自動運転・先進安全技術」という担当が紹介されている。
▼自動運転・先進安全技術|職種紹介|新卒採用情報|トヨタ自動車株式会社
https://www.toyota-recruit.com/saiyo/project/course/self_driving/
主な業務内容は、トヨタの予防安全技術である「Toyota Safety Sense」や、高速道路や自動車専用道路の本線から分岐までの運転を支援する「Advanced Drive」、駐車操作をアシストする「Advanced Park」の開発を推進することだ。
勤務地は愛知県豊田市内にある本社地区か、静岡県裾野市にある東富士研究所のどちらかとされている。
2023年度の採用については第1〜3クールまで設けられているようだ。次回の第2クールの応募は、決まり次第案内となっている。詳しくは下記ページを確認してほしい。
▼エントリースケジュール|新卒採用情報|トヨタ自動車株式会社
https://www.toyota-recruit.com/saiyo/recruit/schedule/
■中途向けページは?
中途(キャリア)用の公式ページは「https://www.toyota-recruit.com/career/」だ。自動運転を担当する職種は、このページ内で「職種紹介」してクリックして遷移したページで紹介されている。技術職の担当の1つである「先進技術開発」だ。
▼先進技術開発|職種紹介|キャリア採用情報|トヨタ自動車株式会社
https://www.toyota-recruit.com/career/project/course/self_driving/
主な業務内容として紹介されているうちの1つに「先進安全システム開発」があり、「自動運転/自動駐車を含む『交通事故死傷者ゼロ』を実現する予防安全/運転支援システムを開発する」と説明されている。
主な勤務地は、愛知県豊田市内の本社地区と静岡県裾野市にある東富士研究所、東京地区の大きく3つに分かれるようだ。
■業界に飛び込むグッドタイミング
もちろん、トヨタ以外の自動車メーカーも自動運転に関連する職種で募集を行っている。自動運転業界に挑戦したい技術者は、ぜひ各社の採用ページを一度見比べてみてはいかがだろうか。自動運転業界はまだ黎明期。いまは業界に飛び込むグッドタイミングだ。
【参考】関連記事としては「トヨタの自動運転戦略(2022年最新版) 車種や価格は?レベル3〜4はいつ実現?」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)