MaaSといえば、モビリティ業界の近年の潮流の1つだ。移動を「サービス」としてとらえ、移動にさまざまな付加価値をつける取り組みが、徐々に始まっている。
通信大手のソフトバンクもこの領域に参入しており、現在、MaaS事業のデータ分析・事業企画担当者を募集中だ。ソフトバンクも出資しているMONET Techonologiesに出向し、MaaSプラットフォームを軸としたデータ企画やマネジメント業務を担うという。
▼MaaS事業のデータ分析・事業企画担当<新規事業推進/リモート可/ポジティブアクション>|ソフトバンク株式会社|doda
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3007185107/
■多数の自治体・企業と連携しながら
具体的な業務内容としては、以下の4つが挙げられている。
- MaaSに関連する各種マーケティングのデータ分析を通じて、事業開発/サービス開発を推進
- データを軸とした形での当社サービス導入前のシミュレーション/導入後の効果測定
- データの集約/整備/加工/可視化の推進
- データ企画を推進する上で必要な、ステークホルダー(自治体や交通事業者、法人企業、社内関連部署など)との調整や折衝
このポジションの魅力として強調されていることの1つが、自治体500以上や企業約700社と連携しながら、MaaS事業の経験ができることだという。「自動運転時代の付加価値の高いモビリティサービスの革新に向けて取り組むことができます」ともしている。
応募の必須条件としては、データアナリストとしての実務経験や、データガバナンスや情報セキュリティーに関する基礎知識を有していることなどが記載されている。
■成長市場で働けるチャンス
年収面はどうか。予定年収は710万~957万円で、正社員採用となっている。勤務地は 東京都千代田区のMONET Technologiesとされているが、在宅勤務・リモートワークは「相談可」とされている。オンライン面接も可能だという。
今後の成長市場とされるMaaS領域で働けるチャンスだ。転職を考えており、かつデータ関連の実務経験がある人は、チャレンジしてみてはいかがだろうか。
【参考】関連記事としては「MaaS解説(2022年最新版)」も参照。