米航空宇宙局(NASA)が開発する小型UAS(無人航空機システム)、いわゆる”空飛ぶタクシー”の実証実験が、ネバダ州北西部のネロで2019年3月から6月にかけ、テキサス州南部のコーパスクリスティで7月から8月にかけて実施されることが、2019年2月25日までに分かった。
発表によれば、ネバダ州での実証実験は「Nevada Institute for Autonomous Systems」(NIAS)が、テキサス州での実証実験は「Lone Star UAS Center for Excellence & Innovation」が受託して行い、両都市の行政府も実験に協力する。
実証実験では米連邦航空局(FAA)もパートナーとなり、結果を空飛ぶタクシーや空飛ぶクルマ、ドローンに関する法整備や安全基準の策定などに役立てる見込み。
NASAは飛行に関する豊富なノウハウを有しており、空飛ぶタクシーの開発は地球外の星での探査にも役立つ。NASAの動向にも今後注目していきたい。
【参考】関連記事としては「空飛ぶクルマとは? 仕組みや技術、必要なインフラなど|自動運転ラボ」も参照。