UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市/社長:酒巻孝光)は2019年10月13日までに、自動運転レベル4(高度運転自動化)相当の技術を搭載した大型トラック「風神」などを、第46回東京モーターショー(10月24日〜11月4日)に出展すると発表した。
この風神は同社の大型トラック「クオン」をベースに開発されており、いまのところは「実験車両」という位置づけだ。過去には公道での実証実験でお披露目されたことがある。
「リアルタイムキネマティック全地球測位システム」と呼ばれる「RTK-GPS」や、「自動運転の目」として機能する「3D-LiDAR」などを搭載していることが特徴で、人手不足が課題とされる物流業界で将来的に活躍することが期待されている。
UDトラックスは東京モーターショーで、エレクトロモビリティ実験車両「雷神」も展示する。UDトラックスはフル電動化トラックを2030年までに量産化することを目指しており、雷神はそのための実験車両という位置付けだ。
【参考】関連記事としては「UDトラックス、自動運転レベル4の走行デモを披露 LiDARなどのコアセンサー搭載」も参照。