2019年10月24日に開幕する東京モーターショーの会場で、開幕前日の23日、トヨタ自動車の豊田章男社長が報道機関向けのブリーフィングでメッセージを語り、その模様がYouTubeを通じて生配信された。
豊田章男社長はVtuberとしてスクリーン上に登場し、「本日お話したいことは『クルマ』ではなく『人』についてです」と語った上で、今回のブースについて「人を中心とした未来のモビリティを体験できるようにしました」と説明した。
その後、自動運転EV(電気自動車)「e-Palette」に乗って本人がステージに登場し、オリンピックで使用されるe-Paletteについて「オフィスなったり、お店になったり、ホテルになったり、さまざまなサービスになって、皆様のもとに移動して参ります」と説明した。
また豊田章男社長は「未来のクルマはまた馬のような存在になる」とも語った。馬が人間と心を通わせたように、AI(人工知能)によって車両が人と心を通わせるのが未来の自動車だと語った。
【参考】関連記事としては「トヨタ、東京モーターショーの公式ページ開設 自動運転EV「e-Palette」や「LQ」など紹介」も参照。