最近大注目の「電動キックボード」、神戸市で実証実験実施へ ラストワンマイルで注目

mobby rideがシェアサービス展開

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出典:mobby ride社プレスリリース

兵庫県神戸市と電動キックボードのシェアサービスを展開する株式会社mobby ride(モビーライド)が、電動キックボードに関する実証実験を行うようだ。最近この電動キックボード、注目度が日本国内で急上昇していることをご存じだろうか。

電動キックボードはペダルをこぐ必要がなく、手軽な移動手段として利用できるうえ、コンパクトな車体で場所を取らないというメリットがある。欧米などを中心に、使いたいときだけ料金を支払って移動するシェアリングサービスの普及が進んでおり、将来的にはMaaSプラットフォームにて「ラストワンマイル」を担う交通手段の一つとして期待されている。

一方、日本国内では「原動機付自転車」とみなされてしまうため導入のハードルが高いのが現状だ。公道を電動キックボードで走行するには、バックミラーやウインカーといった保安装備やヘルメットの装備など、原動機付自転車と同じ基準を満たさなければいけない。運転免許の取得や自賠責保険の加入など、手続きのわずらわしさもある。

■自治体や企業と連携してルール作りへ

そんな中、モビーライドは電動キックボード「mobby」を日常生活の移動や観光などさまざまなシーンで利用できるよう、自治体と連携して実証実験や一般モニターを対象とした試乗会などを行い、安全性や需要などを検証している。

2019年3月には福岡市と連携し、陸上競技場内の試乗コースで体験試乗会を開催した。一般モニター約400人がmobbyを体験し、操作性や乗り心地に対してポジティブな印象を受けた人は9割以上に上ったという。

今回の神戸市との連携の一環として、2019年8月9日に神戸市内にて体験試乗会を開催する予定だ。同社は「今後も自治体や企業などと連携して、電動キックボードを中心としたマイクロモビリティの適切なルールづくりを目指していきます」としている。

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