金沢大学が自動運転関連の求人を掲載中だ。同大学の新学術創成研究機構における「未来社会創造研究コア・自動運転ユニット」の特任助教ポジションで、募集人員は2人となっている。応募締切は2019年5月7日。
金沢大学は中部大学などとともに、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」に共同提案を行い、採択を受けている。共同提案したプロジェクト名は「自動運転技術(レベル3、4)に必要な認識技術等に関する研究」だ。
公募は採択に伴うもので、採用後は「未来社会創造研究コア・自動運転ユニット」で研究推進の一翼を担う。勤務先は「東京都・石川県」となっており、着任時期は「平成31年7月1日以降のできるだけ早い時期」とされている。
▼応募資格は下記の通り(求人ページから引用)
(1)市街地における自動車の自動運転技術に関連する研究分野(移動ロボット、人工知能、情報処理、画像処理等の分野)に関連した研究実績がある研究者で、C/C++言語、Python等によるソフトウェア開発が可能な研究者であること。なお必須ではないが、下記のような研究経験を有する人物は特に望ましい。
・画像処理やLiDAR,RADAR等を用いたセンシング,認識技術等の研究経験がある方
・自動運転自動車や移動ロボット等のパスプランニングに関する研究経験がある方
・Deep Learningをはじめとする機械学習に関連した研究経験がある方
(2)博士の学位を有する方、あるいはそれに相当する研究歴を有する方
(3)普通自動車運転免許を保有し、日常的な自動車の運転に支障のない方
▼待遇は下記の通り(求人ページから引用)
①勤務形態:任期付きの特任助教(任期は平成33年3月31日まで)
②給与:国立大学法人金沢大学特任教員の就業に関する規則による。
なお,給与は学歴・職務経験等を考慮した上で決定する。詳細は下記URLをご覧下さい。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/11/special1.pdf
③諸手当:通勤手当(石川県の場合、マイカー通勤可)、住居手当、賞与、残業手当など
④保険:社会保険(健康保険及び厚生年金)、雇用保険
⑤休日:土・日曜日、祝日、夏季一斉休業、年末年始の休日
詳しい募集内容は「金沢大学:下記の内容で特任助教、ポスドク・研究員を募集しております」から確認できる。
【参考】関連記事としては「内閣府のSIP第2期自動運転が始動へ 五輪見据え自動運転バス実証実験」も参照。