デンソー、半導体開発の独インフィニオン社に出資 自動運転など向けに技術開発加速

半導体メーカーとの協業関係深化へ

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株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市/社長:有馬浩二)は2018年11月26日、次世代技術として注目を浴びる自動運転などの車両システムの実現に向け、車載向け半導体大手の独インフィニオン社に出資を行い、技術開発を加速させると発表した。

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インフィニオン社はドイツのバイエルン州ミュンヘンに本拠地を置き、自動車用や産業用の半導体製品の設計や開発、製造、販売などを手掛けている。2017会計年度の売上高は約71億ユーロ(約9200億円)。欧米を始め世界各国に製造・販売拠点を設けている。

車載向け半導体においては半導体センサーや電気自動車用の半導体などで高い技術を有しており、豊富な量産実績に対する評価も世界的に高い。

デンソーは報道発表で「自動車の高機能化、電子制御の高度化に伴い、車両に搭載される半導体は増加しています」と説明。次世代車両の実現に向けて半導体をキーデバイスと位置付けるとし、半導体メーカーとの協業関係を深めていくと発表している。

【参考】関連記事としては「デンソーの自動運転・LiDAR戦略まとめ 開発・提携状況を解説」も参照。

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