クラリオン、自動運転車向け車載小型カメラの自動洗浄制システムを開発

今後LiDARも洗浄対象に

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クラリオン株式会社(本社:埼玉県さいたま市/執行役社長兼CEO:川端敦)は2018年12月28日までに、自動運転車向け車載小型カメラの自動洗浄制システムを開発したと発表した。

自動運転に搭載するセンサーは汚れた状態のまま放置すると周辺検知の精度などが落ちて危険だ。クラリオン社が開発した洗浄システムでは、車載小型カメラの汚れを空気と洗浄液の混合ミストで自動洗浄する。

名称は「Multi Camera Washing System(マルチ・カメラ・ウォッシングシステム)」。自動運転車に搭載する複数のカメラに使えるという。カメラごとの汚れを検知・識別できる技術も搭載されており、最適な洗浄モードを実行することができる。

クラリオン社プレスリリース

マルチ・カメラ・ウォッシングシステムは現在はカメラが対象だが、今後は「自動運転の目」とも呼ばれるLiDARも洗浄対象に追加していく予定。

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