クルマに泊まって旅するスタイル「カートラ」(カー&トラベル)が昨今注目を集めている。
欧米ではキャンピングカーの保有台数は日本の数十倍で、カートラが日本より文化として根付いている。近年では国内でもカートラを楽しめる場所が増えてきており、カートラ人口も増加傾向にある。そして自動車の自動運転技術が実用化されれば、「運転」の手間も必要もなくなり、よりカートラは一般的になっていくはずだ。
そんな中、2019年9月20日(金)〜22日(日)にかけて幕張メッセで開催される車旅フェス「カートラジャパン2019」にはぜひ注目したいところだ。
■カートラジャパン2019の概要
カートラジャパン2019は今年で開催第2回目を迎える。会場は、さまざまな企業がブースを出展する第1会場(屋内)や、キッチンカーやテント泊、車中泊(要事前予約)が体験できる第2会場(屋外)、21日に音楽フェスが開かれる第3会場に分かれる。
チケットは、当日券で一般(高校生以上)が1000円、小人(小・中学生)が600円。前売り券は一般(高校生以上)が800円、小人(小・中学生)が500円だ。ペットも同伴可能で1頭500円、2頭以上1000円で入場できる。9月20日(金)の初日に限り、60歳以降のシニアは入場無料(要年齢証明書)だという。
■MaaS系スタートアップとして注目のCarstayも
カートラジャパン2019では、MaaS系スタートアップとしても注目されている2018年6月創業のCarstay株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:宮下晃樹)も出展する。「モビリティのある暮らし」をテーマに同フェス内で開催される「カートラサミット2019」では、同社の代表も登壇する予定だ。
Carstay社は「誰もが好きなときに好きな場所で好きな人と一緒に過ごせる世界をつくる」をミッションに掲げ、車中泊やテント泊スポットとして登録された民家の駐車場や空き地などの検索・予約・決済が可能なシェアサービスを提供している。
■【まとめ】自動運転車の普及で市場が拡大
自動運転車の普及に伴い、カートラ市場も拡大していくことが考えられる。この機会にイベントに足を運び、「カートラ」に関する知見を深めてみてはいかがだろうか。
【参考】関連記事としては「MaaS(マース)の基礎知識と完成像を徹底解説&まとめ」も参照。