ドイツの自動車部品メーカーであるボッシュは2019年5月13日、気候変動対策と大気環境のための数十億ユーロの投資について発表した。具体的な環境対策としては、AI(人工知能)を活用した内燃機関の最適化や自動運転化による燃費の向上などを挙げている。
発表によれば、ボッシュは内燃機関を発展させるためにAIを活用しており、同社は「各ドライバーの運転挙動から導き出したパターンに従って排出ガス後処理システムを予測制御しようとしています」と現在の取り組みについて触れている。
また自動運転については、自動運転車は燃費効率が従来の自動車より30%以上向上するという調査結果に触れ、同社が2022年までに約40億ユーロ(約4900億円)を自動運転技術などに投資する予定であることを紹介している。
【参考】関連記事としては「ボッシュの自動運転・LiDAR戦略まとめ 日本や海外での取り組みは?」も参照。