埼玉工業大学発ベンチャーのフィールドオート社、実証実験で自動運転レベル3披露

損保ジャパンの催しで披露

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実証実験中の様子=出典:埼玉工業大学プレスリリース

埼玉工業大学発の自動運転ベンチャーである株式会社フィールドオート(本社:埼玉県深谷市/社長:渡部大志)は2018年10月8日までに、損害保険ジャパン日本興亜がコネクテッドサポートセンターの開所に合わせて実施した自動運転車両などの実証実験に参加したと発表した。

株式会社フィールドオートは2018年6月設立。これまで大学内で開発してきた自動運転技術などを活かし、自動運転実証実験のサポート事業などを展開している。自社で自動運転実験車を有し、独自に実証実験も行っている。

実証実験では自動運転向けOS「Autoware(オートウェア)」を開発するティアフォーなどが参加して行われ、フィールドオートはティアフォーから受託する形で、交通量の多い青梅街道にて自動運転レベル3(条件付き運転自動化)で約1.5キロを走行した。

フィールドオート社は報道発表で「今回は操舵・制動のPIDパラメータや障害物(前方車両や駐車場ゲート)との距離などを、勾配、カーブ曲率、速度等に応じて適応させる工夫を加え、本番の自動走行デモ実験に備えました」とコメントしている。

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