カナダのトロント大学は講義をネット配信するオンラインサービス「コーセラ(Coursera)」を通じ、「自動運転車専用講座」の受講生を募集している。
7日間の無料トライアル後は1カ月あたり8488円が掛かるが、講座における4コースはいずれも評価が高い。言語は英語とスペイン語で、4コースのそれぞれの内容は以下の通りとなっている。レベルは「上級者向け」とされている。
- Introduction to Self-Driving Cars(自動運転入門)
- State Estimation and Localization for Self-Driving Cars(自動運転車の状態推定とローカリゼーション)
- Visual Perception for Self-Driving Cars(自動運転車の視覚・認識)
- Motion Planning for Self-Driving Cars(自動運転車の行動計画)
詳しくは「自動運転車|Coursera」から確認できる。
■Udacityでも自動運転関連の学習メニュー
新型コロナウイルスの感染拡大が社会問題となる中、オンライン系の学習サービスに注目が集まりつつある。自動運転市場は今後拡大が期待されている。この機会に自動運転関連のオンライン講座を受講するのも一つの手だ。
トロント大学はコーセラを通じてオンライン講座を提供しているが、Googleの先端技術研究機関「Google X」の創設者であるSebastian Thrun氏らが立ち上げた「Udacity」でも、自動運転関連の学習メニューが豊富に用意されている。
Udacityにおける自動運転関連の講座は、例えば「Intro to Self-Driving Cars」などだ。
■このタイミングに座学で知識を増やす
新型コロナウイルスの感染拡大でなかなか外出もしにくい今は、座学で知識を増やす良いタイミングであるとも言える。自動運転領域に関心があるエンジニアの方は、一度こうした学習サイトにアクセスしてみてはいかがだろうか。
【参考】関連記事としては「自動運転技術を勉強するための10の方法」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)