こんな「自動運転車ステッカー」は嫌だ 国の検討デザインは?

法改正でレベル3解禁へ

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自動運転車には自動運転車であることが分かるよう、ステッカーをつけることを義務付けよう——。国土交通省がこうしたアイデアを思いつき、メーカーに対して貼り付けを求めていくようだ。日経新聞が国土交通省の動きとしてこのほど伝えている。

ちなみにそのステッカー、どのようなデザインになるのだろうか。自動運転ラボが独自にデザインを予想してみたのが下記だ。ハンドルを握って手動運転をしているときもあるため、「AI稼働中は運転手がハンドルを握っていない可能性があります」と注意書きを入れた。

ただお世辞にもあまりセンスが良いデザインでは言えない。せっかく最新技術が搭載される自動運転車だ。次世代感たっぷりのデザインにするか、すっきりと冴えたデザインを国が検討してくれることを願う。

自動運転レベル3が解禁される日本

今年は道路交通法や道路運送車両法の改正案が解禁され、自動運転レベル3(条件付き運転自動化)が日本でも解禁される運びとなった。特定の条件下において運転手がスマホをみながらでも自動運転システムによる走行が許されることになる。

ただ周囲の車両や歩行者がその車両が自動運転車であるのか分からなければ、運転手がスマホを見ている様子をみてギョッとしてしまう。そうしたことを防ぐためにも、その車両が自動運転車であることを何らかの形で明示する必要がある。そこで国交省はこうしたステッカーの貼り付けをメーカーに求めるものとみられる。巡回中のパトカーにとっても重要な情報だ。

報道によれば、12月中に道路交通法の保安基準の改正案をまとめ、パブリックコメント(意見公募)をその後行うという。最終的にはどのようなデザインになるのか注目だ。

【参考】関連記事としては「自動運転、ゼロから分かる4万字まとめ」も参照。

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