自動運転を再現する課題を通じ、自動化とは何かを学ぶこともできる——。こうした点なども特徴の小学生向けのオンラインプログラミング学習コースが始まった。
モバイル学習プラットフォームを手掛けるキャスタリア株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:山脇智志本社)は2020年6月5日までに、小学生向けの有料オンラインプログラミング学習サービス「CODEPOWER KIDS(コードパワーキッズ)」の提供を開始したことを発表した。
■CODEPOWER KIDSとは?
CODEPOWER KIDSは、マイクロロボット「Ozobot」を使い、プログラミングの基礎からプログラミング言語JavaScriptの読み方を在宅で学べるサービスだ。対象年齢は小学1年生からとし、プログラミング的思考やJavaScriptの基礎を習得できるという。
「勉強を進める」というより「物語・ゲームを進める」といった遊び感覚で学習できるようなカリキュラム設計で、子供たちが飽きずに継続的な学習ができるという。「動画」「テキスト」「クイズ」の3本柱で学習を支援し、子供だけでも学習を進めることができる。
■「自動運転」は第2ステージで登場
CODEPOWER KIDSには6つのステージが用意されている。各ステージは9つのレベルで構成され、1週間に1〜2レベル(目安:1〜2時間の学習))を受講することで、1ステージを2カ月で修了できる。
第1ステージでは紙とペンでプログラミングし、第2ステージで自動運転を再現する課題に取り組む。最終ステージでは、プロも使用しているブログラミング言語であるJavaScriptに挑戦するという。
自動運転に関する仕組みなどに触れることができる小学生向けのオンライン学習サービス。自動運転技術の需要は今後さらに高まると見込まれるだけに、小学生から自動運転に触れる機会が生まれるこのサービスは業界にとっても大歓迎だ。
【参考】関連記事としては「AI学習のアイデミー、製造業エンジニア向けに自動運転AIプログラミング研修を提供」も参照。