日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要5転職サイトにおける2024年12月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。
■自動運転:前年同月比120.2%増の13,553件
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職5サイト)は2024年12月末時点で、前月比50.7%増、前年同月比120.2%増の13,553件となり、過去最高件数を記録した。
サイト別では、dodaが同4.8%減の4,613件、リクナビNEXTは大幅増で同125.9%増の8,572件、マイナビ転職は同15.5%増の223件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同19.3%減の67件となっている。
■エンジニアの売り手市場が続く
自動運転関連の求人は職種が多様化しているものの、最も件数が多いのは引き続きエンジニア求人だ。大手企業やその子会社、この分野で事業展開するベンチャー企業などが求人案件を掲載しており、エンジニアの売り手市場は今後も続く見込み。
■MaaS:前年同月比25.3%増の1,050件
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職5サイト)は2024年12月末時点で、前月比0.2%減、前年同月比25.3%増の1,050件だった。
主要転職サイト別では、dodaが同0.1%増の791件、リクナビNEXTは件数が変わらず224件、マイナビ転職は同64.3%増の23件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同85.7%減の2件だった。
MaaS関連の求人も自動運転分野と同様、エンジニア求人が多い。サービスアプリの開発職などのポジションが目立つ。一方、開発したソリューションを対企業、対自治体向けに販売する営業職の求人案件も増えている。
■配車アプリやカーリースの業界動向も分析
自動運転ラボはモビリティ業界に関するトピックとして、求人動向をウオッチし続けている。加えて、競争激化や業界再編などに伴い、タクシー配車アプリや、カーリース・サブスク、自動車保険、中古車買取などに対する関心も高まっていることから、これらの分野の動向分析にも力を入れている。
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【参考】関連記事としては「増え続ける「自動運転」求人!前年比54.6%増の8,994件 2024年11月調査」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)