日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2021年11月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。
■自動運転:前年同月比97.2%増の3万639件
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2021年11月末時点で、前月比3.5%減、前年同月比97.1%増の30,639件となった。前月比では3カ月ぶりの減少となったが、前年同月比では9カ月連続の増加となっている。
主要転職6サイト別では、Indeedが前月比4.7%減の2万7,318件、dodaが同13.7%増の2,199件、リクナビNEXTが同1.5%減の824件、マイナビ転職が同3.2%減の148件、ランスタッドが前月と変わらず78件、エン転職が同2.7%減の72件となっている。
■求人傾向、これまでと大きく変わらず
自動運転関連の求人案件の傾向はこれまでと大きく変わりはない。エンジニア職の案件が最も多い印象を受け、大手自動車メーカーからシステム開発企業までさまざまなレイヤーの企業が求人案件を掲載している。
■MaaS:前年同月比113.8%増の1,161件
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2021年11月末時点で、前月比8.9%増、前年同月比113.8%増の1,161件だった。前月比での増加は2カ月連続となっている。
主要転職サイト別では、Indeedが前月比10.3%増の726件、dodaが同17.2%増の251件、リクナビNEXTが同4.5%減の167件、マイナビ転職が同25.0%減の3件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職が同20.0%減の4件だった。掲載件数が多いIndeedとdodaの両方で2桁増を記録した。
MaaS関連の求人案件でもエンジニア職の求人が多い。業務内容としては、MaaSサービス向けのプラットフォームやアプリなどを開発する内容が目立つ。
【参考】関連記事としては「「自動運転」関連求人、3万件の大台に!2021年10月末調査、企業が採用活動活発化」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)