新潟県新潟市で2019年10月1日から観光型MaaSの実証実験「にいがたMaaS Trial」が実施されている。この実証実験では、ジェイアール東日本企画の電子チケットサービス「wallabee」が活用されているが、今回の実証実験から支払いがキャッシュレス化されたようだ。
wallabeeは以前からO2O(Online to Offline)プロモーションプラットフォーム「Marketing Touch」と連携し、電子スタンプを使ったシステムが構築されているが、今回、同プラットフォームを提供するSMN社がソニーペイメントサービスの決済代行サービス「e-SCOTT」と連携したことで、キャッシュレス化ができたとのことだ。
wallabeeはスマートフォンで利用可能で、ソニーペイメントサービス社は報道発表で「電子チケットサービスに加え、キャッシュレスとすることで、より快適なスマートフォンによるチケッティング環境の提供が可能になります」と説明している。
にいがたMaaS Trialは2019年12月31日まで実施されている。
【参考】関連記事としては「JR東日本企画、デジタルチケットサービス「wallabee」をリリース MaaSプラットフォームとの連携も視野」も参照。