10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の2号ファンドが、数カ月以内に立ち上がる可能性が出てきた。
日本経済新聞の報道によると、ソフトバンクグループのラジーブ・ミスラ副社長が2019年4月29日、アメリカ国内で開催された国際会議で明らかにした。ミスラ副社長は2号ファンドの規模が1号ファンドと同程度になることを目指していることを語ったという。
ソフトバンク・ビジョン・ファンドはこれまでにも第2号ファンドの立ち上げについて度々報じられてきたが、メインパトロンのサウジアラビアがジャーナリスト殺人事件で混乱したことで、立ち上げに関して不透明感が増していた。
ソフトバンク・ビジョン・ファンドは自動運転領域に対しても積極的に投資を行っており、第2号ファンドの創設は自動運転業界にとっても注目ニュースだ。
【参考】関連記事としては「ポスト・サウジ、ビジョンファンド第2弾の”パトロン”は誰に 自動運転やAI分野の革新支えるソフトバンク」も参照。