静岡県、「令和第2弾」の自動運転実証を下田市で実施へ

観光客と地域住民の快適を便利に

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静岡県は2019年12月3日までに、「しずおか自動運転ShowCASEプロジェクト」における令和元年第2弾の公道での実証実験を、下田市の伊豆急下田駅周辺で12月9〜19日に実施すると発表した。

伊豆急下田駅周辺は、伊豆半島の観光拠点として観光客が多く訪れ、住宅地が密集する地域でもある。この実証実験では観光客や地域住民など300人程度が自動運転車に試乗し、自動運転に関わるアンケートに答えてもらう。アンケートの内容から課題の洗い出しや検証を行う目的だ。

実証実験の運行区間は、平日午前は伊豆急下田駅から下田メディカルセンターの約1.2キロ、平日午後と日曜日は伊豆急下田駅から道の駅「開国下田みなと」までの約1.7キロだ。

乗車は無料で、試乗希望者は同プロジェクトの予約専用ページ(https://buscatch.jp/dtod/showcase2019shizuoka.php)などから乗車予約が可能だ。実証実験初日は道の駅で下田市長などが出席する開始式を午前9時から開催するという。

「しずおか自動運転ShowCASEプロジェクト」は、過疎地域の高齢者増加や運転手不足など、県内のさまざまな交通課題を解決するべく2018年から始まった取り組み。

【参考】関連記事としては「自動運転に力を入れる静岡、「ShowCASEプロジェクト」とは?」も参照。

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