タクシー相乗りアプリを手掛ける株式会社NearMe(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:髙原幸一郎)は2019年6月24日、新潟県長岡市と長岡市ハイヤー協会とともに、同アプリの実証実験を長岡市内で7月1日から開始すると発表した。
実証実験で使うアプリは、東京都や神奈川県、埼玉の一部エリアでサービスを提供している「nearMe.」(ニアミー)だ。
長岡市での実証実験は7月1日から8月31日、10月1日から11月30日の2クールに分けて実施される予定。報道発表では実証実験について、「市民にタクシーの新しい乗り方を提案するとともに、地域交通の利便性向上に寄与する可能性について検証します」としている。
NearMe社の髙原社長は「高齢ドライバーによる交通事故が相次ぐ中、地域交通の具体的な解決策を長岡市や長岡市ハイヤー協会と模索していきます。まずは、駅前中心にタクシーの相乗りで新しい移動方法の実証実験を行います」と述べている。
その上で「その次のステップとしてターゲットを拡大し、長岡花火などのイベント時の混雑解消、観光や高齢者の移動問題対応など、AIシャトルサービスを組み合わせた展開につなげていきたいと考えております」と話している。
【参考】関連記事としては「【インタビュー】タクシー相乗りアプリ開発、「駅の行列」きっかけ NearMe社・髙原幸一郎社長」も参照。