経路検索大手の株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介/本社:東京都港区)は2019年7月19日までに、トヨタが福岡市で実証実験中のMaaSアプリ「my route」のルート検索機能を、トヨタと共同開発すると発表した。
ナビタイムジャパンが同社の経路探索エンジンをmy routeアプリにAPI形式で提供する形で、公共交通やタクシー、レンタカー、自転車などを含めた移動ルートの提案を支援する。
提供する経路探索エンジンは、ナビタイムジャパンが提供するドアtoドアのルート検索サービス「トータルナビ」で培われたもののようだ。
同社は「今回の取り組みにより、『乗換に適した車両情報』や、『目的地や乗換に一番近い駅出入口情報』のように、複数交通手段を組み合わせた際にもスムーズな移動を促す、きめ細かな案内情報の表示などが可能になる予定」としている。
【参考】関連記事としては「西鉄とトヨタ、福岡市で複合交通サービス「my route」の実証実験スタート」も参照。