国交省が「地域版MaaS」の実証実験支援 最大5000万円補助

事業を公募、重点事業は3年後の実用化目指す

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国土交通省は2019年4月21日までに、地域の交通課題解決を目的とする複数の交通サービスを連携させた地域版MaaSの実証実験を支援する政策を発表した。既に対象事業を2019年4月18日から公募している。

応募可能な事業の条件として、複数の交通サービスと観光や医療など他分野と連携したMaaSサービスであること、地域交通課題の解決に向けて都道府県や市町村と連携すること、などが含まれている。

選定された事業には、経済産業省と国土交通省が共同で進める事業や各種支援策とも連携し重点的な支援を行うという。サービスの実用化に向けた実証実験の支援も同時に行い具体的な支援内容として、MaaSなどを含む新モビリティサービス推進事業では、プラットフォーム構築の費用や実証実験にかかる費用の1/2(上限は5000万円)が補助される。

地域特性なども踏まえた上で10〜15事業が選定され、6月中に公表される予定だ。なかでも重点事業として認定された地域は、継続的な支援を行い実用化を目指すという。応募条件には実験終了後3年以内の実用化に向けた計画書の提出も含まれている。

詳しくは国土交通省の「公募ページ」で確認できる。

【参考】関連記事としては「まさか民間より先!?国交省、統合MaaSサービス開発を検討」も参照。

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