タクシー配車アプリ「JapanTaxi」を展開するJapanTaxi株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:川鍋一朗)は2018年12月3日、韓国最大級のモビリティプラットフォーム「カカオT」との連携について報道発表を行った。12月6日から連携を開始し、カカオTのユーザーが日本を訪れた際、カカオTのアプリを通じてJapanTaxiアプリの加盟タクシーを配車予約することが可能になるという。
発表によれば、カカオTのタクシー配車サービス「カカオTタクシー」のユーザー数は2000万人。日本のタクシー事業者にとっては韓国旅行者からの注文が増えることが見込めるほか、カカオTアプリに新たに翻訳機能などが追加されたことから、訪日韓国人と日本人ドライバーのコミュニケーションが今までより円滑になることが期待される。
韓国からの訪日旅行者は全世界の中で2番目に多い。東京オリンピックの開催などに向けて日本政府も誘客に力を入れる中、JapanTaxi社はプレスリリースで「2020年に向けてのインバウンド対応強化を図ります」としている。
カカオTを運営するしているのは、カカオモビリティ株式会社。報道発表によれば、今回の発表とは逆に、JapanTaxiのユーザーが韓国でもタクシーを呼べるようにする対応も2019年夏までに完了させる予定だという。
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