ルノー・ジャポン株式会社(本社:神奈川県横浜市/代表取締役社長:大極司)は2019年1月28日、同社の自動運転・交通システムコンセプトカーのEZシリーズ3モデルが、「日本カーデザイン大賞のゴールデンマーカー賞2018―2019」のコンセプトカー部門を受賞したと発表した。
同社はこの大賞の量産車部門を「ルノー・ルーテシア」で2013年に受賞しており、今回はそれに続く2度目の受賞となるという。EZシリーズは自動運転・交通システムコンセプトカーで、例えば今回受賞したうちの一つの「ルノー EZ-GO」は、自動運転レベル4(高度運転自動化)の電動ロボットカーとなっている。
■「デザイン」のみを評価する賞
日本カーデザイン大賞は、日本カーデザイン大賞実行委員会が主催する賞で、自動車の「デザイン」のみを評価する賞である。毎年ごとの発表モデルから、量産車部門とコンセプトカー部門で選出する。
また、クレイモデリング大賞も設定しており、量産車部門とコンセプトカー部門それぞれに「ゴールデンマーカー・トロフィー」と「ゴールデンクレイ・トロフィー」が贈られる。
今回、ルノー社が受賞したのは、2018年に発表された同社の自動運転/交通システムコンセプトカーEZシリーズ「EZ-GO」、「EZ-PRO」、そして「EZ-ULTIMO」の3モデル。
授賞式は2019年1月19日に都内で行われ、ルノー社からはEZシリーズのデザイン担当者であるステファン・ジャニン氏が出席し、トロフィーを受け取った。
【参考】関連記事としては「仏ルノー、完全自動運転EVコンセプト「EZ-ULTIMO」発表 レベル4技術搭載」も参照。