米ライドシェア大手ウーバー、AI自動運転トラックの開発終了 スタートアップ買収で2年前から推進

通常サイズの車での開発加速へ

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ライドシェア大手のウーバー(Uber)は、自動運転トラックによる貨物輸送プログラムを終了させた。ウーバーは2016年8月、自動運転トラック開発を進める米スタートアップ企業オットー(Otto)社を760億円で買収し、同プログラムを推進していた。今後は通常サイズの車による自動運転開発に注力する。

ウーバーは2018年3月の死亡事故後に中断していた自動運転車の実証実験を再開。自動運転トラック部門のプログラム終了は、この実証実験やシステム開発により多く人員を割きたいことも背景にあるとされている。一方でウーバーは、オンデマンド・トラック運送サービス「Uber Freight」は継続させることを明らかにしている。

報道などによると、自動運転トラックプロジェクトに関わっていた従業員は、自動運転の「目」とも呼ばれるコアセンサー「LiDAR(ライダー)」の開発部門に異動するか、退職するかの選択を迫られているようだ。

【参考】ウーバーの自動運転実証実験の再開については「ライドシェア大手ウーバー、AI自動運転試験を8月再開へ 死亡事故の教訓活かせ|自動運転ラボ 」を参照。

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