ジャパンタクシー、NTTドコモから22.5億円を調達 ソフトバンクと真っ向勝負

車内で「d払い」が可能に?

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配車アプリ「全国タクシー」の運営会社であるジャパンタクシー株式会社(本社:東京都千代田/代表取締役社長:川鍋一朗)は2018年7月30日、NTTドコモと資本業務提携し、22億5000万円の出資を受けたことを発表した。

ドコモはこれまでに次世代モビリティ事業の推進に積極姿勢を示している。今回の提携により、今後ジャパンタクシーがタクシー内に設置しているタブレット型端末において、NTTドコモの「d払い」決済を可能にするという。

今年になって通信会社がタクシー業界と手を組む例が目立ち始めた。ソフトバンクは中国・滴滴出行(Didi Chuxing)と合弁会社を設立し、タクシー会社と連携しながら大阪で2018年秋にも配車サービスをスタートさせることを既に発表している。

ドコモがジャパンタクシーと資本業務提携をしたのは、こうした通信会社としてのライバルの動きも背景にあるとみられる。日本でライドシェア型ではなくタクシー配車型が展開される流れの中、「通信×タクシー」で遅れを取りたくないはずだ。

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