日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」（運営：株式会社ストロボ）は、主要6転職サイトにおける2024年5月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。
【参考】関連記事としては「【目次】この機を逃すな！｢自動運転×転職｣特集」も参照。
■自動運転：前月比68.2％増の1万8,882件
「自動運転」の関連求人案件数（主要転職6サイト）は2024年5月末時点で、前月比68.2％増、前年同月比29.6％減の1万8,882件となった。
サイト別では、Indeedが前月比175.0％増の1万1,000件、dodaが同6.3％増の4,713件、リクナビNEXTは同13.6％増の2,841件、マイナビ転職は同27.3％増の196件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同5.3％減の54件だった。
■自動運転オペレーターの求人も
自動運転関連求人では、自動運転のオペレーターを募集する求人も掲載され始めている。政府の後押しの下、日本各地で自動運転レベル4（高度運転自動化）の自動運転シャトルの社会実装が進む中、こうした求人は今後も増えてくることが予想される。
【参考】関連記事としては「自動運転・MaaS業界特化型転職支援サービスへの登録フォーム」も参照。
■MaaS：前月比58.4％増の1,619件
「MaaS」の関連求人案件数（主要転職6サイト）は2024年5月末時点で、前月比58.4％増、前年同月比55.3％減の1,619件となった。
主要転職サイト別では、Indeedは前月比600.0％増の700件、dodaが同6.8％増の680件、リクナビNEXTが同20.9％減の208件、マイナビ転職は同60.0％増の16件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同150.0％増の5件だった。
MaaS関連の求人では、アプリ開発エンジニアやデータアナリストなど、実サービスを実際にローンチし、さらにはブラッシュアップするための人材の求人などが増えている印象だ。
【参考】関連記事としては「自動運転求人、前月比1.9％減の1万1,225件 2024年4月調査」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO（Chief Solutions Officer）として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。（登壇情報）
【著書】
・自動運転＆MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方（共著）