自動運転AIチャレンジ、第4回大会の参加者募集中!決勝は実車競技

スポンサーも募集中、予選は4〜5月、決勝は6月

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第1回大会の実車走行競技の画像=出典:自動車技術会

自動運転の技術を競う「自動運転AIチャレンジ」の第4回大会が、2022年4〜6月にかけて開催される。予選を勝ち抜いたチームは、決勝で小型モビリティに自動運転アルゴリズムを実装し、精度やタイムを競う。現在、第4回大会の参加者やスポンサー企業を募集中だ。

▼自動運転AIチャレンジ公式サイト
https://www.jsae.or.jp/jaaic/index.html

■第4回大会の参加者を募集中

自動運転AIチャレンジは、自動車技術会が2019年から開催しているコンペティションだ。自動運転に携わる人材の発掘のほか、関連技術の学習機会を提供することなどを目的としている。第1回大会は11人、第2回大会は77人、第3回大会は233人が参加した。

第4回大会の予選は4月12日〜5月13日にかけて行われ、オンライン上での走行シミュレーション競技となっている。決勝は6月26日に東京大学生産技術研究所で行われる予定で、実車両を自動運転で走らせ、競技コース上のさまざまなシナリオを走破しながらタイムを競う。

参加費は無料で、参加はチーム単位(最大3名、1人も可)となっている。学生でも社会人でも参加できる。エントリー期限は4月22日で、以下のページから申し込みが可能だ。すでに100チーム近いエントリーがあるという。

▼自動運転AIチャレンジ2022(インテグレーション)エントリーフォーム
https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=afG9tqBhfUW3QrGkGSghlfDuoZy7M7dPswFFDDKxV_1UNDBZTE5QOTNIMTJINFM5MUlRMVZQTlBUQi4u

チャレンジコースとアドバンストコース

ちなみに第4回大会は、エントリーの際に「チャレンジコース」か「アドバンストコース」を選ぶことができる。チャレンジコースの方が挑戦難易度が低い。チャレンジコースの参加者には教育プログラムやオンラインチュートリアルが用意されている。

最優秀賞チームには30万円、優秀賞チーム20万円、3位入賞チームには10万円が、それぞれ自動車技術会から贈呈され、そのほか、経済産業省製造産業局長賞と日本自動車工業会会長賞も設けられる予定となっている。

■第3回大会のオンライン表彰式の様子を公開

大会へのエントリーを検討している人は、第3回自動運転AIチャレンジのオンライン表彰式の映像を観てみてはいかがだろうか。シミュレーター上での競技の様子も確認でき、大会のイメージが沸くはずだ。

ちなみに表彰式はメタバース(仮想空間)上で行われ、アバターを通じて語られた上位入賞者のコメントも聞くことも可能だ。

以下が第3回大会の上位入賞チームだ。第3回大会の競技概要や競技結果については「第3回自動運転AIチャレンジ」(※PDFが開きます)からも確認できる。

出典:自動車技術会(※クリックorタップすると拡大できます)
■現在、大会スポンサーも募集中

現在、大会スポンサーの募集も行われている。スポンサー区分は「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の4種類で、以下が各区分の支援額と特典項目となっている。

ちなみに支援額は、第4回大会と2022年11月ごろに開催される第5回大会の2大会分の支援額となり、今回の申し込みで2大会両方の支援が可能となっている。

出典:自動車技術会(※クリックorタップすると拡大できます)

自動運転AIチャレンジについては海外からの関心も高く、日本を舞台にした国際大会として注目度が高まっている。

ちなみに大会の後援企業・組織は、経済産業省、東京⼤学⽣産技術研究所、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構(UTmobI)、⽇本⾃動⾞⼯業会の予定で、特別協賛企業としてはティアフォーとzero to oneが名を連ねている。

スポンサーに関する問い合わせは、自動車技術会育成交流事業課(電話:03-3262-8214/メール:ai-challenge@jsae.or.jp)へ。

▼自動運転AIチャレンジ公式サイト
https://www.jsae.or.jp/jaaic/index.html

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