EV業界をリードしつつ、カメラだけで自動運転を実現しようとしている米EV(電気自動車)大手テスラ。そんなテスラは現在、新たなEV工場「ギガテキサス」をテキサス州オースティンで建設中で、本社もそこに移転した。
しかし、そのギガテキサスがある場所がどんなところか、イメージができるだろうか。そこで今回はGoogle Mapでギガテキサスの場所を探し、ストリートビューで眺めてみた。
■建設中のギガテキサスを発見!
以下がギガテキサスの場所だ。
前述の通り、ギガテキサスはテキサス州の州都オースティンにあり、オースティンの市街中央部からは約20キロ東の場所にある。具体的には、同州のダラスとヒューストンを結ぶ州間高速道路45号線のそばに位置している。
そして45号線を横切るように、近くに「テスラロード」という名称の道路があることも興味深い。
以下がGoogleストリートビューで見ることができた建設中のギガテキサスだ。Googleストリートビューによれば、撮影日は2021年12月となっている。近隣には大きな施設もなく、広大な空き地が広がる。
■数年後、周辺は大きく様変わりしている?
オースティンの都市圏にはハイテク企業が集中しており、「シリコンバレー」ならぬ「シリコンヒルズ」といわれている。AppleやIBM、DELL、インテルなどのIT企業が拠点を置き、人口増加も続いている。
そんなオースティンで今後稼働するギガテキサス。1万人ほどの従業員を雇うとみられており、雇用の面でのオースティンに対する貢献度も大きい。
いまはギガテキサスの周辺には飲食店や商店はないが、米メディアなどによれば、ギガテキサスで働く従業員目当てにレストランの開業などを計画している人もいるらしい。
数年後、ギガテキサスが稼働後したあとの工場周辺は、もしかしたら大きく様変わりしているかもしれない。
【参考】関連記事としては「テスラの自動運転技術(2022年最新版) モデル3に搭載?日本で可能?」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)