目標額3,633万円達成!自動配送ロボ開発のHakobot、株式投資型クラファンを実施

取締役の堀江貴文氏「地味に開発してます!」 

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出典:Hakobotプレスリリース(※クリックorタップすると拡大できます)

自動配送ロボットを開発する株式会社Hakobot(本社:宮崎県宮崎市/代表取締役:大山純)はこのほど、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で投資申込の受付を開始した。

投資申込の受付は12月26日にかけて行われるが、12月22日午後3時時点ですでに目標募集額の3,633万3,000円を達成している。今後の上限応募額は7,999万2,000円となっている。

Hakobot社は自社開発の自動走行ユニット「Hakobase(ハコベース)」改良のため、この資金調達でLiDARなど高性能センサーと連動する自動運転システムの開発を進め、2022年から公道で走行実証実験を目指す予定だ。

▼〈2022年に公道実証実験を予定〉年間約48億個もの宅配便を円滑に運ぶための切り札!カスタマイズ可能で走破性の高い配送ロボットを開発する「Hakobot」 – FUNDINNO
https://fundinno.com/projects/308

■2023年中に一般販売を開始する予定

Hakobotは2018年5月に設立されたスタートアップで、実業家として知られるホリエモンこと堀江貴文氏が取締役として参画している。同社は、走破性と堅牢性のある4WD(四輪駆動)と自社のオリジナル設計である4WS(四輪操舵)を採用したHakobaseを開発している。

これまでは屋内用としての仕様であったが、今回のクラウドファンディングでHakobaseのハードウェア基礎設計をベースに、屋外環境に適応できるよう改良する。2022年よりHakobaseの一部の顧客へテスト販売を開始し、2023年中に一般販売も開始する予定だという。

■Hakobaseの「上部」と「下部」

Hakobotが開発する走行ユニットであるHakobaseは、上部の荷室と下部の走行ユニットが分かれた自動運転ロボットだ。

上部の荷室部はカスタマイズが可能で、荷物のほか、イベント時にはデジタルサイネージを乗せて誘導、災害時には救命道具を乗せて配送、というように、さまざまなシーンでの活用を想定している。

出典:Hakobotプレスリリース(※クリックorタップすると拡大できます)

下部のユニットはさまざまな場所で安定した走行を実現できるように設計されている。予定されている最大積載量は約100キロで駆動時間は約5時間、充電時間は約1時間とされている。

■堀江氏「地味に開発してます!」

ちなみに堀江氏は今回の報道発表に合わせ、ニュースサイト「NewsPicks」の上で「地味に開発してます!」とコメントしている。

経済産業省の「自動走行ロボットを活用した配送の実現に向けた官民協議会」にも参画しているHakobotに、引き続き注目だ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)



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