トヨタが建設中のスマートシティ「Woven City」。2021年10月上旬に開いた地元住民向けの説明会では、工事を2024〜2025年ごろまで続け、その後、開業する計画が語られた。ゼロから作る世界最先端のスマートシティとなる見込みだ。
そんなWoven Cityがどこで建設されているか、ご存じだろうか。トヨタは建設地を公表している。静岡県裾野市で稼働していた東富士工場の跡地だ。Google Mapで東富士工場があった地点を示すと、以下の通りとなる。
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記事の目次
■東富士工場跡におけるWoven Cityの進捗状況
ちなみに着工から現在までのWoven Cityにおける建設の進捗は、Woven Cityの公式YouTubeチャンネルで公開されている動画「裾野市『これからのまちづくり』説明会」において確認することができる。
動画内では2021年2月から9月にかけての進捗状況が、以下のように紹介されている(※左上から時計回りに新しい画像)。
■当初から2,000人が住むスマートシティに
Woven Cityに関して、続々と新たなニュースが報じられている。
例えば、Woven Cityでは4種類の道が建設される見込みだ。地上には「自動運転モビリティ専用道」「歩行者専用道」「歩行者とパーソナルモビリティが共存する道」という3種類の道、一方で地下には「モノの移動用の道」が敷設される計画となっている。
Woven Cityには実際に人に住むようになる見通しだ。当初は2,000人程度が住む計画で、トヨタの従業員と家族のほか、リタイアメント世代、小売店舗の従業員、プロジェクトに参画する担当者、報道関係者などが候補とされている。
Woven Cityでは自動運転車や自動配送ロボットなどのモビリティの実証実験を行う計画があるほか、「空飛ぶクルマ」の導入も目指されているようだ。説明会でウーブン・プラネット・ホールディングスのジェームス・カフナーCEO(最高経営責任者)が触れている。
Woven City向けの「City OS」の開発を進めることも明らかになっている。詳しくは以下の記事を参照してほしい。
【参考】関連記事としては「トヨタが「都市OS」開発、Woven Cityの土台に 求人情報から判明」も参照。
■トヨタ「Woven City」に関するよくある質問
さいごに改めて、トヨタ「Woven City」に関するよくある質問を確認しよう。
Q.誰が住んでいるの?
2025年9月のオープン当初は、トヨタの従業員や研究者、その家族など約360名が最初の住民として入居した。
Q. 一般人も住めるようになる?
将来的には約2,000人が暮らす計画だ。2026年2月には、静岡県東部地域の住民を対象とした追加の住民募集(約20世帯)が行われた。今後も段階的に居住枠が広がる可能性がある。
Q.観光で行くことはできる?
2026年4月現在、誰でも自由に入れる観光施設のような公開はされていない。しかし、「2026年4月以降)から一般の来訪者を受け入れる準備を進める」と公式サイトでアナウンスされている。
■いずれは観光地としても機能する?
いまなお着々とWoven Cityの建設が、静岡県裾野市の東富士工場跡で続いている。いずれ開業すれば、Woven Cityは観光地としても機能するのだろうか。一般客の訪問を受け入れるなら、中に入って未来のモビリティを見てみたい人は多いはずだ。
いずれにしても開業まではまだ時間を要するが、今から期待感が募る。
【参考】関連記事としては「トヨタWoven Planetの採用情報が全て英語な理由 自動運転求人もWoven City求人も」も参照。
【更新履歴】
2026.04.15 4月最新情報に更新
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)