Column

自動運転に関する基礎知識やコア技術、専門用語、業界動向などについて、考察・解説やまとめ記事を掲載しています。エンジニア向けの転職サイトや各社の求人ページのまとめなども。情報提供やご意見・ご感想は【問い合わせフォーム】からお寄せ下さい。

自動運転化で広がる「裾野の裾野」産業に注目せよ

自動運転技術がいよいよ商用化される時代になると、ソフトウェアやセンサー、車室空間のデザインなどが裾野産業として大きく発展するはずだ。そんな成長性に目をつけ、既に多くの企業が事業に乗り出しつつある。 たださらに自動運転市場の未来...

運転時間の平均は1人80分、自動運転になったら代わりに何をする?

製品評価技術基盤機構が実施した調査結果によれば、日本人の1日あたりの運転時間は1人約80分らしい。人が全く運転に関与しなくてもよい完全自動運転が実用化されれば、この80分は「自由時間」となる。 将来この自由になった時間、人々は...

運転免許、車載AIカメラによる減点制で剥奪しては? 自動運転社会までの過渡期...

高齢者による自動車事故が日々ニュースで取り上げられている。高齢ドライバーの免許証の返納に関して世論の関心が高まるが、一方で、高齢者以外の若い世代も痛ましい事故を起こしているのが日本の現実だ。 加齢による身体的な能力の低下や判断...

時代に先駆け「自動運転ネイティブ世代」を誕生させよう

「デジタルネイティブ」とは、小さなころからデジタルが身近だった世代や人々のことを指す。特にインターネットの普及などにより、1990年代以降に生まれ人たちはこう呼ばれることが多い。 そしていずれは、「自動運転ネイティブ」を呼ばれ...

自動運転車は目に見えない「アイツ」を避けられるようになる

人間は基本的には目で見たものは避けられる。運転中もそうだ。もちろん、見えてから行動するまでのタイムタグはあるが、例えば道路の先が渋滞していれば、迂回路を使うという判断をすることはできる。 ただ将来実用化される自動運転車は、目に...

高速道に「自動運転専用レーン」ができる日 最高時速110kmに?

手動運転の自動車が走行する今の道路に「完全自動運転車」が導入されるとき、まずは歩行者などがいない高速道路での走行が解禁されるとみられている。 そしてもう少し話を飛躍させれば、最初は「自動運転専用レーン」が設けられ、自動運転車は原則的に...

「令和」時代、自動運転領域の”超グロース期”に 10...

2019年4月1日午前11時40分ごろ、5月から始まる新元号が「令和」と発表された。自動車業界では平成時代に電動化や環境への配慮に関する技術が著しく進化したほか、自動運転技術の開発も本格的に始まった。平成時代を自動運転領域における「...

無人の自動運転タクシーで「忘れ物」をしたらどうなる?

タクシーが自動運転化すると乗務員がいなくなると言われている。自動運転車が当たり前の時代になって車両の価格も下がっていけば人件費が浮くぶん運賃の低価格化に結びつき、ドライバーの高齢化による事故の懸念という点からも堀江貴文氏のように無人...

自動運転業界はいつ”損益分岐点”に到達できると思いま...

損益分岐点とは、売上高と費用がちょうど等しくなる売上規模(販売量)のことを意味する。企業経営においては一般的に、常に損益分岐点を把握しながら事業活動に取り組むことが重要とされている。 事業単位でこの損益分岐点を考えるのであれば...

AI自動運転車両と物流ロボットが「置き食」で買い物弱者を救う

「富山の薬売り」という言葉をご存知だろうか。「置き薬」がたっぷり入った箱を自宅に設置して、使った分だけ代金をまとめて払うという販売方式である。病気やケガにあってもすぐに薬を使える利便性が大きなメリットで、日本では古くから利用されてい...